投資で考えるe-スポーツ業界
風の時代とも言われる2022年も、過去の数年の例に漏れず、大変苦労された方が多いのでは無いでしょうか。そんな中、将来の不安を少しでも減らす為に投資に手を出す方がとても増えた印象があります。背景には、巣篭もり時間の増加に伴って将来の貯蓄に対して真剣に向き合う機会が増えた事や、インフルエンサー達の影響も大きな要因として挙げられるでしょう。一方で、投資というと知識と財力のある人しか勝ち残る事の出来無い様な世界にも見えて、中々挑戦する事の出来ない人も多いのでは無いでしょうか。
そんな中、気軽に投資を楽しみながら、見返りも十分期待できる新感覚の投資先である『e-スポーツベッティング』という業界が秘める可能性について今日は考えて行きたいと思います!
スポーツ大国のアメリカでは、e-スポーツベッティングの人気が年々高まっておりゲーミング協会の弛まぬ努力の結果、半数以上の州がe-スポーツベッティングの合法化を承認しています。また、マーケティング会社の「Gabelli Securities」の発表では、「業界全体の収益は今後数年間で5倍以上に増加する見込みがある。」とされていて、2021年の21億ドルから2028年には101億ドルもの売上に到達するだろうと考えられているのです。
では、どのようにしてこの業界へ投資をする事ができるのでしょうか?これから人気のスポーツベッティングセクターへの5つの投資方法を紹介して行きます!
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スポーツベッティングアプリケーション
一番手っ取り早い方法、それはアプリケーションの開発チームにコンタクトを取る事。直接開発から運営までを個人で担っている多くの企業は資金繰りにも苦労している事が多いです。そこで投資を持ち掛ける事が出来れば、あなたもこの絶賛拡大中の市場の一部を手に入れたも同然かもしれません。
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ゲーム制作会社への投資
仮にアプリ開発などの業務は別で外注しているようなゲーム制作会社であれば、直接アポを取って投資の話を持ち掛けるのが一番効果的だと思われます。会社を助けたい気持ちや、ご自身のしっかりとした野望やビジョンが先方に伝われば、そもそも投資を持ちかけている立場上、無条件に断られる可能性はかなり低いのでは無いでしょうか。
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ゲーム×ETF
会社に直接的なアプローチをかける方法以外なら、e-ゲーミングに関連したETFへの投資も十分にありです。普通の投資信託とは違い、上場投資信託であるETFは、スポーツベッティング、インターネットゲームなど、ゲームを包括的に世間に広めたい場合にお勧めできます。中でも『ESPO』『NERF』『HERO』が狙い目です。
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競馬場でも!
日本ではパチンコと並んでギャンブルの代表格である競馬も、海外では立派なスポーツベッティングとしての地位を確率しています。
CHDN:ケンタッキーダービーが行われる会場として競馬ファンにはお馴染みの『チャーチルダウンズ競馬場』。彼らは競馬場の運営だけではなく、競馬を含むオンラインのスポーツベッティングのネットワークである『TwinSpires』を運営しています。e-ゲーミングと関わりの深いこういった企業に投資するのは良い判断かもしれませんね。
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技術サプライヤー
かつてゴールドラッシュに沸いた時代、穴を掘るシャベルを制作する会社に大きな投資話が後を絶たなかったという話を聞いた事があります。同じく開拓の真只中にあるe-スポーツ業界では、ゲーム会社に直接投資するだけでなく、ゲームの『技術』を提供する企業に投資するという流れも存在しています。